< アトリューム・ラン色々V  >



《 ミルトニア 》
中央〜南アメリカに分布するランの仲間で、約20の野生種が知られています。樹木の幹などに根を張り付かせて生活する着生種です。アンデスの1000mを超す高地に自生する「高地性」と低地に自生する「低地性」の2タイプがあります。高地性は花が大きく鮮やかで美しいものが多いですが、夏の暑さに弱く栽培しにくいのが特徴です。高地性を元として、花をさらに大きく鮮やかに改良した園芸品種はその花姿から「パンジー・オーキッド」とも呼ばれます。一方、低地性はやや花色が地味でボリュームも劣るものの、育てやすく強健なものが多いです。 ミルトニアの名前はイギリスのラン収集家ミルトンの名前にちなみます。花の形状から、一部の種は別属のミルトニオプシスとすることもあります。ラベルなどに角差違の略号は’Milt’。近縁のランにオンシジウム、ブラッシア、オドントグロッサムなどがあり、それらと掛け合わせた属間交配種もあります。











































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