< アトリュームW・ラン色々 >



《 デンドロビューム  》
 デンドロビウムは東南アジアを中心に熱帯・亜熱帯アジア、オセアニアにおよそ1200種が分布するランの仲間です。栽培や育種も盛んで膨大な数の交配種(人工的に掛け合わせてつくられた種)があります。樹木や岩の上に根を張り付かせて生育する着生ランです。名前はギリシア語のデンドロン(dendron:樹木)とビオス(bios:生活)のからなり、そのライフスタイルに由来します。 種によって姿形は様々で余りにも違いすぎ、分類上はおよそ4亜属41節に細かく分けられます。栽培上はさほど細かく分けることはなく、ざっくりと「ノビル系」「デンファレ系」「フォルモサム系」という風に似たものを系統別に分けるのが一般的です。 日本では古くからセッコク〔Den. monilifome〕が親しまれていますが、古典植物としての色合いが強く、園芸で言うデンドロビウムとははっきりと区別されます。
《 スプリングカラー・グリーンスリーブス 》





《 スイートキャンディ 》







《 ビーチボーイ 》





《 パフィオペディラム  》
 東南アジアを中心とした熱帯〜亜熱帯アジアに約70種が分布するランの仲間です。主に樹林内のうす暗い地面に根を下ろしますが、たまに樹の上に根を張り付かせて生活するものもあります。 ギリシア語のパフィア(ヴィーナス)とペディロン(サンダル、上靴)の2語からなり、『ヴィーナスのスリッパ』という意味で、花びらの一部が袋状になるところに由来します。英名の『レディーススリッパ』も同様です。

















《 ファレノプシス  》
 ファレノプシス(コチョウラン) 東南アジアを中心とした熱帯・亜熱帯地域におよそ50種が分布するランの仲間です。日本ではコチョウランの名前でやや高級な鉢花として知られています。自生地は昼夜の気温差が大きく高温多湿な森林内で、風通しのよい樹木の高い位置にある枝や幹に根を張り付かせて生活します。 属名のファレノプシスはギリシア語のファライノ(phalaina:蛾)とオプシス(opsis:〜のような)の2語からなり、花姿を蛾に見立てて付けられた名前です。英名のモス・オーキッドも同じ理由です。和名のコチョウランは漢字で胡蝶蘭の字を当て、花姿を蝶に例えたものです。ラベルなどに記載するときの略号は『Phal.』です。 ドリティス属 Doritis はラン科植物の分類群の一つ。単一種のみを含む。コチョウラン属に近縁で、属間交配の交配親としても用いられ、その交配品はドリテノプシス属と呼ばれる。洋ランとしての略称は Dor. である。
《 ゴールドトリス 》





《 オペラ 》





《 サクラ 》





《 ドルテノプシス・マンテンコウ 》





《 リカステ  》
 キューバ、メキシコ、ペルー、ブラジルなど中南米に分布するランの仲間で、およそ25〜30種の仲間が知られています。樹木の幹や枝、ときには崖や岩の上に根を張り付かせて自生します。地際が卵形に大きくふくらんで球根のようになり(この部分を「バルブ」と言います)、その先端に縦じわのあるアンバランスなほど大きな葉を3〜4枚付けます。休眠期になると葉を落とす落葉性のものが多く、葉の落ちた跡は鋭いトゲ状になります。毎年新しいバルブを出して、成長して株が大きくなっていくと、バルブがたくさん連なった姿になります。
《 ホノカ 》





《 エリザベスパウエル 》





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